アイスホッケー世界選手権 日本はポーランドに惜敗

ポーランドにおける世界選手権Div1、グループBに参戦していた日本代表チーム。最終戦は、お互い全勝同士のポーランド代表との優勝決定戦となりました。
昨日の夜中、日本時間23時30分より行われた試合は、まさに優勝決定戦らしい白熱の一戦でした。
1ピリ終了の時点では0-0。シュート数では7-10とポーランドを圧倒し、日本びいきの私としては日本代表のほうが得点チャンスが多かった第一ピリオドのように見えました。
しかし2ピりになるとポーランドがジワリジワリと試合運びのうまさを発揮します。慌てず、焦らず、パスを回して攻めてくるあたりの老獪さのようなものさえ感じさせるポーランドに対し、日本代表はなかなか決定的なチャンスを作り出せません。その中で、日本の守備の一瞬のスキをついて、ポーランドが貴重な先制点を挙げ、試合を有利に進めはじめます。
日本代表も何度か、ブレークアウェイを含む決定的なチャンスを作りますが、ポーランドのGKの好守にはばまれ、なかなか一点をあげることができません。
2ピリも終わり、3ピリも少しづつ時間が進行しますが、それでも日本は得点を挙げることができず、ジリジリとした中で、ついに終了2分前を迎えます。
いよいよ成澤をあげて6人攻撃か?と思った矢先でした。これも、守りの一瞬のスキ、成澤GKもおそらくベンチにいつ帰るかタイミングをうかがっている部分もあり少し前がかりになっていたのかもしれません。その裏をかかれて、ポーランドにとっては値千金の、日本にとっては勝負を決定づけられた、貴重な2点目をポーランドがあげ、勝負あった。
結局0-2で日本代表は敗戦となり、優勝はポーランド代表となりました。
いやー、ほんとに惜しい試合でした!あと一歩、勝利の女神は日本に微笑まなかったようです。
若手を多く起用した今回の日本代表チーム。ぜひ来年度に期待したいと思います!日本代表チームの皆さん、お疲れさまでした!
試合のスタッツは以下のページで見ることができます。
https://www.iihf.com/pdf/762/ihm762909_74_3_0

尚、日本対ポーランドの試合は以下のYoutubeで見ることができます。