アイスホッケーマガジン1989 No.2

アイスホッケーマガジン1989 No.2 の中から今日は当時の広告をご紹介します。
まずは、我がスケートハウス。先日はスケートハウス北海道出張所の記事をご紹介しましたが、その次のページはスケートハウスの広告でした。なつかしのスケートハウスのオリジナルグラブ、ショルダー、ジャージが写っています。もちろんパンツやレガース(いまはシンパッドと呼びますね)などもオリジナルで制作-販売していました。なんとか再度製造をと目論んでいるのですが、金型もなくなってしまっていて、一から作り直しになりそうです。しかしながら、この広告にもあるように「日本人にフィットするプロテクターをおくる」、実現したいですね。
次に目についたのが「チェックメイト」「ライデル」「トルスポ」となつかしさの3連続が載っている山王商事さんの広告です。チェックメイト!ありましたね。この当時はパンツやショルダーが結構ごつい、厚みのあるものが主流で、CCMもスープラという、ごついラインを主軸にしていました。チェックメイトのショルダーも今見るとアメフトのショルダーなみのボリューム感ですね。
ライデルというとフィギアスケート靴が有名ですが、ホッケーのくつもあったんですね。恥ずかしながら、あまり見た記憶がないですが、写真で見るかぎり結構かっこいいです。
トルスポはもちろん今もスケート靴やスティックなど幅広いラインをもつブランドですが、この当時はヨーロッパの選手がよくトルスポのスティックを使っていたのを覚えています。いまも愛知県でトルスポという名前がついているチームが男・女とも活躍していますね。女子チームはかつてクレインズで活躍された伊藤雅俊さんが指導されているチームで、弊店がお世話になっているTweedia Crestさんの良きライバルだそうです。
さらに凄いのが、ファーランド社が開発したという、ショルダーに腰回りや背骨のプロテクターが合体した、背中全体プロテクターのようなショルダーパッド。なんとガーターベルトまでついているという、まさに至れり尽くせりの構造です。ちょっと動きにくそうな感じはしますが、一度試してみたい気もします。これも不勉強のせいか、恥ずかしながら実物をみた記憶がないのですが、どなたかこれを着てプレーしたという方がいたら、どんな感じだったのか聞かせてほしいです。
最後に、東京のJR王子駅前にあったサンスクエアー・スケートリンクの広告。「ライトな気分でDO Skating」という謎のキャッチコピーですが、そうでした!このフレーズ!王子でスケートしたことある人は、きっと記憶に残っているはずです。一般滑走のとき、女性の声で「ライトな気分でドゥ スケーティング」というアナウンスが流れてましたね。なんか、30年ぐらいタイムスリップした気分になりました。