今日は、オールスターゲームについてです。
昨シーズンはコロナの影響で中止になったNHLオールスターゲームが、今年は2月5日にラスベガスのTモバイルアリーナで開催されました。
NHLオールスターのフォーマットは、セントラル、パシフィック、メトロポリタン、アトランティックで3対3(+ゴーリー)で、前後半10分ずつで試合を戦い、まずは準決勝、勝者が決勝に進むという形式になります。
今年は、準決勝でメトロポリタン対パシフィック、アトランティック対セントラルが対戦しました。
まず準決勝では、ニュージャージー・デビルズのジャック・ヒューズの2ゴールなどの活躍で6対4でメトロポリタンが勝利。もう1試合はセントルイス・ブルースのジョーダン・キロウが2ゴール、2アシストと活躍したセントラルが8対5でアトランティックを下しました。そして迎えた決勝では、アレックス・オベチキンに代わり、キャプテンとなったジルーが2ゴールを決め、メトロポリタンがセントラルを5対3で破り、優勝をしました。
メトロポリタンは、優勝賞金、100万ドル(為替レートの関係もありますが、日本円で1億円のイメージ)を獲得しまし、MVPには、クロード・ジルーが輝きました。
NHLオールスターは、お祭りでもあります。オールスターゲームの前日には、スキルズ・コンペティションが開催され、ファステスト・スケーター(Fastest Skater)では、NHLのスター選手がリンク1周のタイムを競います。
セーブ・ストリーク(Save Streak)では、各デビジョンのチームのゴーリーが、シュートアウトで何本連続してセーブできるかを競い、ハーデスト・ショット(Hardest Shot)では、ショットのスピードを争います。
100マイル以上の勝負ですので、160キロ以上のスピードでパックがゴールに突き刺さります。
アキュラシー・シューティング(Accuracy Shooting)は、ゴールの4角につけられた的をすべてあてるタイムを競います。
そして、ブレイクアウェイ・チャレンジ(Breakaway Challenge)は、4人のプレーヤーによって、最も美しいゴールを決めたのは誰かという採点競技です。
そして、毎年、NHLオールスターゲームと同時開催されるNHL一色に飾られたファンフェアに行けることは、ファンにとっては、大きな楽しみの一つになります。
NHLファンフェアは、アキュラシーチャレンジ、ターゲットプラクティス、実際にゴーリーのプロテクションを身に着けてマシンから出てくるパックを止めるゲーム(結構、凄いです)など、体験型のコーナーが多くありますので、ホッケー経験者も、NHL観戦は大好きだけどパックを打った経験は無いという方にとっても良い経験になります!
参加している人たちも、NHLにあこがれる老若男女すべてがチャレンジしていますので心配ご無用、臆せずにチャレンジしてみてください!
その他にも、スタンレーカップトロフィーとの記念撮影、時間を合わせればサイン会、NHLオフィシャルショップ、その他スポンサーブースなども楽しむことができます。
2023年はフロリダと少し遠いですが、開催地によってはラスベガスのように日本から行きやすいところもありますので、今後の開催に目を向けてみてください。